RunToolz iconRunToolz
Welcome to RunToolz!
PDFファイルサイズワークフロー

クライアントが47MBのPDFを送ってきた(対処法はこちら)

巨大なPDFをメールで受け取って「とりあえず小さくして」と言われた時の、実際のワークフロー。

RunToolz Team2026年2月17日5 min read

夜11時にメールが来ました。「明日のミーティング用のプレゼンです。ポータルにアップロードしてもらえますか?」

ポータルのアップロード上限は10MB。PDFは47MB。

こういうことは何度も経験しているので、もうシステムが出来上がっています。だいたい5分で終わります。

なぜPDFはあんなにデカくなるのか

10回中9回、原因は画像です。誰かがスマホから4000x3000の写真をそのままスライドに貼り付けて、PowerPointが喜んでフル解像度のオリジナルを埋め込む。

30枚のスライドに15枚の写真?各写真が3MB?テキストやフォーマットを除いて、画像だけで45MBです。

他の原因:

  • 埋め込みフォント(特に各スライドで異なるフォントを使っている場合)
  • 必要以上に複雑なベクターグラフィック
  • PDFジェネレーターが重複排除しなかったリソース

クイックフィックス

サイズ制限をクリアできればよくて、印刷品質は気にしない場合:

  1. PDFを個別のページに分割
  2. 各ページの画像を圧縮
  3. すべてをマージし直す
実際に試してみませんか?PDFを分割

これだけで通常60-70%のファイルサイズ削減になります。画像が再圧縮され、重複リソースもマージ時にクリーンアップされます。

品質を維持する必要がある場合

「小さくして」が「小さくして、でも写真は劣化させないで、だって180cmのバナーに印刷するから」という意味のこともあります。

なるほど。その場合:

ターゲット解像度を確認。 画面表示のみのPDFなら72-150 DPIで十分。印刷なら300 DPI。画面プレゼン用の画像が600 DPIなら、必要なデータの4倍を保存していることになります。

不要なページを削除。 あの47MBのデッキには、誰も見ない付録スライドが8枚ありました。それを削除しただけで、圧縮前に32MBまで下がりました。

透明度をフラット化。 透明効果のある複雑なレイヤードグラフィックはサイズを増やします。フラット化は効果的ですが、将来の編集が難しくなります。

最終手段

他の方法が全部ダメで、どうしても小さなファイルが必要なら、各ページを圧縮画像に変換して、それらの画像からPDFを再構築します。

テキストの選択やコピー、検索はできなくなります。でも、画面に映すだけのミーティング用プレゼンなら?誰も気づきません。

実際に試してみませんか?画像を圧縮

予防の方が簡単

PDFを作成する側なら:

  • 画像を挿入前にリサイズ。 書類内で800px幅で表示される写真なら、先に800pxにリサイズしましょう。PDFソフトに4000pxのオリジナルを内部でダウンスケールさせないでください。
  • 「保存」ではなく「名前を付けて保存」を使う。 PDFエディタによっては、削除したコンテンツが蓄積されます。「名前を付けて保存」ならクリーンなファイルが作られます。
  • 「最小サイズ」のエクスポート設定を選ぶ。 ツールにそのオプションがある場合。
  • 可能なら画像を埋め込みではなくリンクで。 最後にフラット化する。

実際のワークフロー

あの47MBのファイルに対してやったこと:

  1. 開いて、8枚の付録ページを削除 → 32MB
  2. 個別ページに分割
  3. 各ページの画像を品質85%で圧縮
  4. マージし直す → 8.4MB
  5. ポータルに余裕を持ってアップロード完了

合計時間:約4分。クライアントは問題があったことを知りませんでした。

実際に試してみませんか?PDFをマージ

巨大なPDFは、ワークフローができるまでは面倒に感じる問題の一つです。でもワークフローがあれば、5分で終わり。これらのツールをブックマークしておきましょう——思っている以上に使う場面が出てきます。