クビにならないファイルの送り方
プロフェッショナルに見えて、相手のPCでちゃんと開くファイルを送るための実用的なアドバイス。
同僚がクライアントに契約書を.pagesファイルで送ったことがあります。クライアントはWindows。開けませんでした。
ファイル形式のせいで取引が流れたわけではありません。でも「再送してもらえますか?」というメールは、いい印象ではなかったですね。
ファイル共有は、うまくいかなくなるまでは簡単に見えます。見てきた(そしてやらかした)ミスと、避ける方法を紹介します。
ユニバーサルフォーマット問題
自分のPCで何かを作った。自分のPCではキレイに見える。でも送る相手は違うOS、違うソフト、違う画面サイズ。
ドキュメント: 相手が編集する必要がない限り、常にPDFで送る。Wordドキュメントはバージョン間でフォーマットが変わる。Google Docsのリンクは権限が必要。PDFはどこでも同じに見える。
画像: JPEGとPNGはどこでも動く。WebPとHEICは動かない。iPhoneから写真を送る場合、デフォルトでHEIC形式かもしれません——先にJPEGに変換しましょう。
スプレッドシート: 相手がデータを必要としているなら、シンプルな表はCSV、複雑なものはXLSX。CSVは何でも開ける。XLSXはほぼ何でも開ける。
ファイルサイズ:見えない門番
ほとんどのメールプロバイダは25MBを超える添付を拒否します。企業のメールシステムの多くは10MBが上限。5MBのところも。
あの美しい30MBのプレゼン?バウンスされました。しかも通知が来ないかもしれません。
大きなファイルを送る前に:
- ドキュメント内の画像を圧縮する。 これだけで大抵解決。
- 不要なページを削除する。 15枚のスクリーンショットがある付録、たぶん必要ない。
- 複数ファイルをまとめる。 10個のバラバラのPDFは、1つにマージしたファイルより管理が大変。
圧縮しても大きすぎるなら、メールの代わりにファイル共有サービスを使いましょう。でもまず圧縮はしてください——500MBのファイルをダウンロードしたい人はいません。
送る前にマージする
「ご依頼のファイルです」の後に8個の添付ファイルが別々に来るのは、受け取る側にとって頭痛のタネ。全部ダウンロードして、順番を把握して、すべてを管理しなきゃいけない。
2分余分にかけて、関連PDFを1つのファイルにマージしましょう。わかりやすい名前をつけて、8つじゃなく1つのファイルを添付。
プロフェッショナルなファイル命名
IMG_3847.jpg は受け取る側に何も伝えません。
Document1_final_v3_FINAL.pdf はもっと最悪。
良いファイル名は:
- 説明的:
smith-contract-2026.pdf - 日付が関係あるなら入れる:
quarterly-report-2026-Q1.pdf - 必要ならバージョン付き:
proposal-v2.pdf(proposal-new-newest.pdfではなく) - スペースなし: ハイフンかアンダースコアを使う(スペースをうまく処理できないシステムがある)
画像解像度:用途に合わせる
プレゼン用の画像が必要なら、幅1200pxで十分。印刷用なら、フル解像度のオリジナルが必要。
何に使うか聞いて、それに応じてリサイズする。スライドのイラストが必要な時に20MBの生写真を送るのは、全員の時間と受信箱のスペースの無駄。
送信前チェックリスト
送信ボタンを押す前に:
- ✅ 相手が開けるか? ドキュメントはPDF、画像はJPEG/PNG
- ✅ サイズ制限内か? 必要なら圧縮
- ✅ 名前は明確か? 説明的なファイル名、
final_finalはダメ - ✅ 正しいバージョンか? 添付前にダブルチェック
- ✅ 自分で開いてみたか? ちゃんと見えるか確認
最後の項目、思っている以上に多くの問題をキャッチします。テキストが切れたPDF、トリミングが間違った画像、そして一度、「内部メモ」タブがまだ見えるExcelファイルを送ったことがあります。
ファイルが正しく届いても誰も気づきません。でも間違って届いたら確実に気づかれます。数分の準備——正しいフォーマット、適切なサイズ、明確な命名——が、「不注意な人」と「きちんとした人」の違いを生みます。